The Every Day Calendarを開封するのに4年かかっているうちに普通に買えるようになっているの最高です

開封しただけましというつっこみはいらんのです

--

その昔、KickstarterでThe Every Day Calendarというプロジェクトがありました。

https://www.kickstarter.com/projects/simonegiertz/the-every-day-calendar

Every Day Calendarの仕組みは単純で、タッチに応じてLEDを光らせるだけ。インターネット接続など必要ない。ただし、電源から抜いてもタッチされた日は記憶されており、電源を入れれば元通り点灯させられる。

すごく単純な製品です。でも、毎日の進捗の可視化には成功しています。そして、この製品の色合いをはじめとした佇まいが好きで、すぐにBackしたことをよく覚えています。

で、その時の話は、ポッドキャストでもお話しています。

ここでも話をしているように、置き場を見つけられなかったということと、別にすぐに使わなくても古びれるようなものではないので、結果的に以下のようになってしまいました。

  • Every Day Calendarのプロジェクトがローンチが2018年10月
  • 実際に製品であるEvery Day Calendarが届いたのが2020年(届くまで2年かかった
  • Every Day Calendarを開封したのが2024年(開封するのに4年かかった

ということで、先日少し広めに掃除をして開封する気力がチャージされたので、要するにポチっとしてから、6年かかって、やっと部屋に設置できました。

The Every Day Calendar

で、設置してみると、これがもう実に最高で。置いた瞬間にこの先ずっとこの場所に置き続けることになるだろうなあと思いました。

つまり、私の直感は、実にまちがってなかったわけです。同時に私はただ開封するだけのことに、なぜ4年もかかってしまったのかと後悔することしきりであります。

そして、少し調べてみたら、当時はKickstarterで300ドルでBackしたものと同じものが、MOMAショップで「Every Day ゴール カレンダー」と少し名前を変えて、¥55,000で売っていることを発見しました。

これは、最高ですね。やっぱり、6年前の私のBackは間違っていなかったわけです。

いや、だからなんなんだと、愚者の行為の記録でしかないのですが、消費者の行動ってこんなものでもあるのですよということで記録とさせていただきます。

--

--

ブロガー、ライター、広報・マーケティングアドバイザー、プロダクトデザイナー。2011年アルファブロガー・アワード受賞。ひらくPCバッグシリーズのデザインにて、2016年グッドデザイン賞受賞。著作 → http://amzn.to/qGzqgt