LSKからの石井朋彦写真展を経て、ライカというものを考える

要するにいろんな理由があって、みんなそのカメラを選んでいるということ

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LSKというものが動き始めてから、ずっと気になっていたことがあって、それは「石井朋彦さんはなぜライカを使うのだろうか?」ということでした。

石井さんとはイベントで何度か遭遇していたのですが、ほらイベントってイベントだし、当然ゆっくり写真の話をすることなんかなかったわけです。

ということで、LSKの個人的な体験としては、石井さんと写真の話をすることができたということになります。

以下の写真は、たぶん「いやー、人が2人いるときの背中っていいですよねえ」という話をしていた時だと思います。

https://mstdn.guru/@isaonakamoto/111822059760185201

で、私の背中写真の一例として私が石井さんに見せたのが、以下の呉での写真。ホント、何かをしている人の背中というのは魅力的なんですよ。

さらに建造中のONEのコンテナ船がインスタ映えスポットになっているという最高さ

いや、ロボットの背中もいいですよね。

宮武:たまたま(画面が)後ろ姿になったんで、ロボットの後ろ姿が大好きな僕としては、非常に自分では「やったな」っていうか、いい仕事ができたなと思っております。

さて。

LSK写真展で「石井さんはなんでライカなんですか?」という話をするわけにもいかず、まずはもっとちゃんと石井さんの写真を見ないことには話にならんということで、石井さんの写真展にも行ってきました。

というか、会期を勘違いをしていて、この写真展もう終わったと勘違いしていたのです(会期は2024年3月7日まで)。

で、そこには私がなんとなく思っていたことの回答がありました。やはり、石井さんは歴史を記録しているのだなと。

さらに、これは写真展から帰ってきてから確認したのですが、そこについて、石井さんが自覚的であることが、石井さん本人の口から言葉になっていました(あれこれ私はうっかりすぎる)。

「数ヶ月撮っているうちに、そのカメラが悪いという訳ではなかったのですが『いや、歴史上の人物を撮るのにこの機材でいいのか?』という疑問が湧いてきたのです」

そして、背中の話もあったw

宮﨑さんは作画、米津さんは作曲という全く違う作業をしているのに、同じオーラが背中から出ています。

ということで、私はいろいろと納得した次第です。

納得したので、次は石井さんの本を読んでみようと思います。

▼新装版 自分を捨てる仕事術

いや、GR3の話もしないといけないんだった!

で、これらのライカと写真の話は瀬戸さんの以下の動画でもしていますw

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ブロガー、ライター、広報・マーケティングアドバイザー、プロダクトデザイナー。2011年アルファブロガー・アワード受賞。ひらくPCバッグシリーズのデザインにて、2016年グッドデザイン賞受賞。著作 → http://amzn.to/qGzqgt