「Sudio K2」音・機能・デザインのバランスがよく1万円以下のコスパ鬼のオーバーヘッド型ヘッドホンがSudioから登場 #SudioK2 #モニター

しかしこの内容で1万円以下というのはホント衝撃

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3年ぶりのSudio製品のモニターであります。で、この3年でイヤホン・ヘッドホン関連ってだいぶ変わりました。もちろん、Bluetoothがバージョンアップしているのも大きいです(安定してつながるようになった)。

ワイヤレスイヤホンは、これまでのように高音質化と軽量化が進んでいますが、同時にワイヤレスオープンイヤホンが各社から登場しています。ノイキャン高音質ではない方向性も出てきているということですね。

そして、オーバーヘッド型も高音質化軽量化が進み、ノイキャンもほぼ標準装備となりました。これまでワイヤレスイヤホンで流行って利用者増えた機能をオーバーヘッドヘッドホンでも取り入れているということですね。そして、そのおかげでオーバーヘッド型でも、高音質化軽量化が加速化しています。

そんなわけで、SudioからもSudio K2という軽量で高性能なオーバーヘッド型のヘッドホンが登場です。今回、モニターとして商品提供を受けています。

Sudio K2
  • 密閉型オーバーイヤーヘッドホン
  • ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング
  • マイク(合計5つ)
  • USB-C充電
  • タッチパネル
  • BLUETOOTH 5.3
  • 最大60時間の連続再生時間

実に隙のない製品スペックですね。今時のヘッドホンに求められるスペックを満たしてます。

で、製品サイトにあまりちゃんと書いてない大事なこともあったので追記しておきます(たぶんそんなことはもはら当然だから?)。

  • マルチペアリング対応(iO、Android、Windows、macOSに対応)
  • 3.5mm AUXプラグで有線接続も可能

そして、この内容のオーバーヘッド型が1万円以下の¥9,900というのは、ちょっと驚愕です。さすがSudio。

ということで、開封。

まずは専用の袋が付いているのはうれしいですね。

USB-TypeCの短いケーブルも付属しています、このケーブルの長さというか短さは実にわかってる感があります。そうそう、ヘッドホンの充電用のケーブルなんて、このぐらいの長さでいいんですよ。

見た目にも安っぽさはありません。そして、思っていたよりも軽い。

あと、オーバーヘッド型のヘッドホンのLR刻印は、ヘッドホンを装着するときに必ず見るので、このヘッドホンの内側にLRの文字をプリントするのが正解だと思います。

USB-TypeCの充電は本体の下側。操作ボタンは1個。

頭にあたる部分も肌触りのいい材質のものが使われています。

そして、Sudio K2のパッケージを開けていちばん感心したのは、そのSudioらしい北欧デザインです。

で、以下装着した感じです。

オーバーヘッド型ヘッドホンって、かなり存在感があるものなのにシンプルなデザインと黒というよりもダークグレーに近い筐体の色のおかげで、圧力が低いデザインと感じました。サイズは大きいけど、つるんとしていて、いい意味で存在感がうすい。そういういいデザイン。

装着しているのがおっさんなので、いろいろと汚いのはもうしけない

さてさて、Sudio K2の見た目のところの話はだいたい終わったので、肝心な音の話をしていきましょう。

さて、ヘッドホンですから、まず大事なのが音質です。

これはSudio T2もそうでしたが、Sudio K2もすごくバランスがいいんですよ。

もちろん、3万円クラスと比較すれば音質は高いヘッドホンの方がいいですよ。でも、バランスのよさはK2もいい勝負しているんですよ。

ということで、以下今回Sudio K2のサウンドチェックで使ったAmazon Musicのプレイリストです。

  • あたらしいソースと古いソースを入れている
  • 生音チェックできるソース
  • 高音質なソース
  • 音の変化を感じやすいソース
  • Sudio K2にマッチしているソース

上のような意図で選んでいます。もちろん、私が聞いてきた音楽、普段聞いている音楽の中から選んでいるものです。

で、このプレイリストをしばらく聞いてのSudio K2の音に関する感想は以下です。

  • 意外と古いソースとの相性がいい
  • 最近の曲でも相性の悪い曲はある
  • 音が少ない曲の方が相性がいいかも
  • 音質という意味でのソースの差はわりと反映されている
  • 音の定位がしっかりしているので、音の空間表現が再現されている

音の空間表現がいちばんわかりやすいのは銭形平次ですね。

収録されている音質がいいだけでなく、チンドン屋に囲まれて歌っている感じがうまく表現されています。こういう空間的な感じって、音の定位がぼんやりしていると空間感を出すための音が効果的に再生されないんですよね。その点、Sudio K2は大合格です。

で、ここまではSudio K2のアクティブノイキャンをオフにした状態でのリスニングです。

今どきのアクティブノイキャンなので、がらっと音が変わるようなことはありません。ただ、基本的な音のよさ、特に音の抜けのよさ、粒立ちのよさはアクティブノイキャンをオフの方が良好です。

ただ、ズンドコ節のように全音域音が出ているソースの場合、アクティブノイキャンをオフよりもオンの方が中音域がより強調されるような感じになります。こっちの音の方が好みという人もいるかもしれません。屋外もこっちの方がいいかも。

また、屋外で聞く時に気になるは音漏れ問題です。

これはとある席で確認してもらいましたが、となりに座っている人にもスマホの音量が6割程度であれば、ほぼ音漏れなしという結果でした。これは立派。

なお、Sudio K2のアクティブノイキャンを確認してもらうために、ヘッドホンを装着してもらいましたが、ジャパリパークを聞いているときは、となりの人の声も聞こえなかったそうです。

ということで、Sudio K2、今どきのスペックを満たして、音のバランスがよく、すっきりしたデザインで、かつ9900円というかなり強力な製品です。

先述した音漏れチェックのために持っていったとある席でも、その場にいた人が「これで9900円は買うわ」と言っておりました。わかります、試聴すると余計にそう思いますね。

ということで、ここから大事なお知らせです。

今回、このブログの読者用にSudio K2のクーポンコードがあります。クーポンコードは「mitaimon15」。

上のリンクの購入先でクーポンコードを入力すると、15%オフになります(7月末ぐらいまでは有効らしい)。

ということで!ここまで、Sudio K2をモニターした結果をお伝えしました。

家でも外でもある程度集中して作業するために、オーバーヘッド型のヘッドホンを使うというのは、選択肢としては実にありなわけです。こもりたいというときは、人生には何度もありますから。

そんな中、こういうコスパがよく、機能性も高いだけではなく、全体的にバランスがいいヘッドホンが出てきたのは、まさにこのジャンルの成熟を見る感じもしています。

ワイヤレスというだけですごかった時代をもう忘れてしまいそうな近年のイヤホンやヘッドホンの進化ぶりですが、ホントいい時代になったなと思います。

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ブロガー、ライター、広報・マーケティングアドバイザー、プロダクトデザイナー。2011年アルファブロガー・アワード受賞。ひらくPCバッグシリーズのデザインにて、2016年グッドデザイン賞受賞。著作 → http://amzn.to/qGzqgt