最新のダイソンの空気清浄&扇風機dyson pure cool、またしてもすべて根本的に見直した圧倒的な完成度 #dysonjp
ダイソンってのは、なんていうかホントにテクノロジーモヒカン会社なんだなあ、究極のプロダクトアウト型商品で世界に勝負する会社なんだなあというのは、これまでにも何度か形を変えて話してきたことです。
で、ダイソンといえば、世間的にはやっぱり掃除機、それもコードレス掃除機の会社であり、次にくるのが、みんな驚愕した羽のない扇風機の会社なわけです。
コードレス掃除機については、先日最新型のV10が出たばかりで、まさに根本的な見直しをしたピッカピカの新製品がつい最近出たばかりです。
そして、そのタイミングで、また過去の製品を置いてけぼりにするようなピッカピカの新製品が出てくるなんて、普通は思わないですよ(笑)。
でも、そこでまた完全に一新した根本的に見直した新製品を出してくるのが、ダイソンって会社です。
セールスする立場の人たちの気持ちになってみれば、またすぐ新製品なの?とか、どうせ空気清浄機機能を売りにする製品なら、花粉症シーズン前に出して欲しいとかあるはずなんですけど、そんなことは気にしないのがダイソン。
最新型のダイソンが常に最高のダイソンであるとは、実にうまくよく言ったものです。
ということで、先日発表会があったのが「dyson pure cool」。
個人的には、ダイソンの扇風機にテーブルでも使える丸型が復活してくれたのがうれしいです。やはり、ダイソンの羽のない扇風機といえば、丸型の印象が強いし、やっぱり見た目がかわいい。もちろん中身は空気清浄機能も含めて、一切手抜きなしのフルスペックです。
dyson pure coolの製品発表会は、製品プレゼンと他の会社はなかなかやらない無双的デモとハンズオンというダイソンではおなじみの形式です。
dyson pure coolの製品特徴を空気の流れに合わせて紹介すると、以下のようになります。
- 3種類のセンサーが室内空気をモニタリング → 本体の円形ディスプレイにリアルタイムに表示、アプリでも確認可能。測定数字に合わせて空気清浄に必要な風量を調整可能に
- 空気清浄フィルターが従来のHEPAフィルターに活性炭を加えて2段階方式に → PM0.1レベルの微粒子を99.95%まで捕捉
- 扇風機の心臓部でもある室内に空気を供給するスリットが正面と側面の2つに → ディヒューザーモードで真横から空気を出すことが可能に
- 首振りの角度が350度にまで拡大 →清浄空気を部屋全体に供給可能に
つまり、室内空気をモニタリングして空気を吸い込み、その空気を清浄し、清浄された空気を部屋全体に供給する、この空気清浄ファンの動作の工程が徹底的に見直されているというわけです。
3種類のセンサーが室内空気をモニタリング
まずは、最初のところ、3つのセンサーによるモニタリングです。温度センサー、有害ガス・においセンサー、微粒子(ホコリ)センサーで、室内空気をモニタリングします。
このモニタリングをしているから、AUTOモードが効果的に動作するわけです。
また、このAutoモードでは、これまでダイソンが住宅環境を想定して取得したテストデータによる独自のアルゴリズムで検知データを処理して動作するそうです。
ハンズオンコーナーでも空気の汚れの種類によって、動くセンサーが違うことがアピールされていました。
空気清浄フィルターが従来のHEPAフィルターに活性炭を加えて2段階方式
dyson pure coolの空気清浄はフィルターによるものです。
HEPAフィルターの長さは9m。活性炭フィルターは、有害ガスの除去します。
扇風機の心臓部でもある室内に空気を供給するスリットが正面と側面の2つに
要するにこういうことです。風の向きを正面と横のどちらかから選ぶことができるようになりました。
これは今まで前にしかなかった扇風機本体から風を供給するスリットが横にもついたからです。
えー、普通に考えると扇風機なんだから、正面から風が出れば十分だと思いますよね。でも、dyson pure coolは扇風機だけではなく、空気清浄機でもあるのです。
だから、dyson pure coolは1年中使います。
夏場などの暑い・暖かい時期はそれでいいですが、冬場などの寒い時期に扇風機を回して正面から風がくるというのは、いただけません。とはいえ、空気清浄するためには、空気を吸い込まないといけませんから、当然空気も出さないといけません。
横にスリットをつけて、斜め後方に風を出すことができれば、その風がこちらにくることはありませんから、寒いときでも大丈夫というわけです。
これは、そもそも扇風機として誕生した製品に空気清浄機能をつけたら、想像以上に1年中使われることになったという製品開発の歴史に由来した設計の変化と考えていいでしょう。
だって、人が暮らして生活している限り、部屋の空気はどうしても汚れてしまうのです。
首振りの角度が350度にまで拡大
それほど説明不要でしょうけど、とにかくたくさん首を振るようになったということです。そりゃ、部屋全体に空気がまわるわけです。
もちろん、風量もしっかりしてます。扇風機から出るエアーが5m越えというのは、いいデモですなあ。
さてさて、dyson pure coolは今どきの製品ですから、IoTとかスマートホームとか言うまでもなく、すべての制御をアプリから調整できます。
ところが、今回のdyson pure coolには円形のディスプレイがついています。アプリで動作させると、その制御の様子はもちろんディスプレイにも即時反映されます。これはもちろんリモコンでも同様です。
だから、ダイソンはもちろんアプリから制御することをアピールしているんですが、室内においてはもはやアプリわざわざ見なくていいという仕様にもなっているのが、すばらしいのです。
じゃあ、アプリはなんのためにあるのか?といえば、それはかなり家の外からこのdyson pure coolを動かすときです。
アプリを設定しておけば、dyson pure coolが設置されている場所の空気が汚れているかもわかりますし、部屋の様子もわかります。
外に出るときは、Autoをオフにしていたとしても、帰る前に空気の様子を見て、帰る前にがつんと空気清浄させておくこともできるわけです。
ホントなんでもこいなのが、今回のdyson pure coolです。どういう使い方も受け入れるとても完成度の高いモデルです。
さて。
以下、dyson pure coolのデモはこちらから。ホント、空気をよく吸います。
さて、最後に。
このdyson pure coolは、タワータイプとテーブルタイプ(丸いやつ)があります。
この2つ機能的には基本同じです。じゃあ、なにが違うのかというと、高さと見た目です。当然、タワー型が背が高いので、床に置いて、部屋全体で使いたい場合はタワー型となっています。
じゃあ、テーブルタイプは低いところ用かな?と思いますね。ところが、テーブルタイプ(丸)は、本体を傾けて角度をつけることができます。
ということは、実はテーブルタイプは背が低いタイプと安易に考えない方がいいです。角度がつけられるということは、高いか低いかを選ぶことができるということです。
つまり、タワータイプのdyson pure coolは部屋全体用、テーブルタイプのdyson pure coolはスポット用という感じで使い分けるという風に考えるといいと思います。
なお、私はかわいいという理由で、テーブルタイプがいいです。
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